2010年 07月 12日 ( 1 )

鉛筆1本くらい

やれやれ…なお話。

DC内でも決して安全とは言えない場所にある小学校の子どもたち。以前にもブログで触れましたが、こっちが心底タフにならないと務まらないものです。

アフタースクールプログラムでは子どもたちが宿題をする際に使用する鉛筆は提供していたのですが、皆鉛筆専用箱に返さない返さない。
自分のものじゃあないから、どこかに置いたらもうそのまんま。
5分もすればどこに鉛筆を置いたかなんてもう覚えていない始末。
自分のものじゃあないから、罪悪感なんて一切なし。
気付けば鉛筆の本数はどんどん減っていったのです。

鉛筆専用箱から取り出した鉛筆は必ず元に戻すこと!!

と伝えたところで、子どもたちが覚えるわけもなく。
宿題をしているうちにそんなことは彼らの頭の中からサクッと消されていくのです。
そして私たちスタッフは、
鉛筆はもうありません。自分で工面しなさい!!
とすることにしました。

その日から、もう宿題どころか鉛筆工面するのに一苦労です。鉛筆は自分で工面するものじゃないと思っている子どもたちがほとんどだから、もう全然他人事。

「何で鉛筆持ってこないの????」

「うちには鉛筆が一本もないんだよ。」

「なんで?」

「ママがお金がないからと買ってくれないの…。」

ウソか真実かは分かりません。ソーダを買う金額で鉛筆はたくさん買えるので、親の怠惰が影響していることも大いにあり得ます。

低所得家庭出身の子どもたちがほとんどのこのアフタースクールプログラムの生徒たち。
お金がないから…
って言われると。一瞬、あら…ってな気持ちになるけど、こっちは心底タフです。
子どもたちに必要なものは自分で工面ことの必要性と、それが物を大切に扱う心得につながることを納得のいくように、簡潔にでも力強く説明します。

ま、それでも翌日にはそんなこと忘れちゃっている子がほとんどなんだけどね…。

何度思ったことか…
鉛筆1本くらい持ってこ~~~~い!!!
と。はぁ。
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by soiallie | 2010-07-12 20:17 | 仕事 | Trackback | Comments(0)

バンコクで15年も排気ガスまみれの生活をしたけど、未だ超健康優良人。タイと日本の大学→民間企業→米国大学院→NPO勤務→現在は旦那の米BとジュニアとワシントンDCで生活中。☆DCでの仕事+育児奮闘記ブログ☆


by soiallie
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