あなたに逢えて 本当によかった
うれしくて うれしくて 言葉にできない
♪by オフコース 言葉にできない♪
5月10日火曜日午前2時46分、無事ジュニアが誕生しました。
今まで生きてきた中で一番感動と喜びと幸せに、そして痛みに溢れた一夜でした。
前回ブログをアップしたのが、9日(月)の夜9時頃だったのですが、まさかその6時間後には我が子に対面できるとは思ってもいませんでした。
はい、ドクターもびっくりのスピード出産。
前回の内診で子宮口が3cm開いていて、ドクターからも予定日より早目に産まれてくるかもと言われていたのですが、実は5月9日の週は私の産休前の最終勤務週でもあり、9日(月)は米Bが絶対に外せない予定があり、13日(金)はグリーンカード更新のための指紋採取があり…と、グリーンカードはいいとしても、とにかく9日(月)の夕方までは最低お腹の中にいてちょうだいッ!!と祈っていたのです。
ちなみに予定日は、5月24日。
前置きが長くなりましたが、その日の記録です。
2011年5月9日(月)
午前11時半過ぎ 立ちながらのプレゼン中に陣痛(らしきもの?)が開始
午前12時半過ぎ 似たような痛みが再びやってくる
その後約一時間間隔で痛みがやってきて、動きを変えても痛みが変わらないので、陣痛と確信。
でも耐えられない痛みではなかったので、「あぁ、こりゃ予定日より早く、きっと2,3日後に対面だわ」と思ってました。
午後3時過ぎ 同僚たちがお腹を触って「きゃ~もうすぐだね。楽しみだねぇ~。」と喜んでくれる。
午後3時半過ぎ 昨年10月から競争率の高い試験を受けてきた米B。この日の朝からその最終試験があり、「その場で合格をもらったよ!!」と電話が入る。
この試験のために、前夜は2人で山のようなペーパーワークを言うことを聞かないプリンターと格闘しながらこなした甲斐がありました!!!
午後5時過ぎ See ya guys tomorrow!!!と職場を出る。米Bと落ちあい、彼の合格祝いをしよう!!とどこかレストランにでも入ろうとしたけど、陣痛がどうなるか分からなかったので、Whole Foods Marketで初めてステーキ肉を買って、米国に来て初めてステーキ作りました!!そして大切な日のためにと取っておいた赤ワインを開けた米B。←これが数時間後に私をイラつかせるとは思いもしなかった米B。
午後7時過ぎ 痛みが約30分間隔になる
午後9時 ブログをアップ
午後9時半 シャワー
午後10時過ぎ 痛みが突然15分間隔になる
午後10時半過ぎ 痛みが10分間隔になる
午後11時過ぎ 痛みが8分間隔から6分間隔になる
午後11時半 赤ワイン1本を開けて鼾をかいて寝ている米Bを激しく揺らしながら起こし、
「ねぇねぇ、陣痛来た来た。ドクターに電話入れるから、いつでも病院に行ける準備をしてちょうだい」と言うものの、「w,w,w,what......? I am sleepy.....zzzzzzzz i do not know what to do.......zzzzzz」
私は心の中で「この野郎ッ…こんな時にぃ…しっかりせい!!!」って思いましたよ。
午後11時半 ドクターズオフィスに電話
午後11時半過ぎ 担当ドクターから電話が入り、「大丈夫?まだ耐えられる?5分間隔が1時間続いたらまた電話ちょうだい。私、今夜は夜勤で病院にいるからね」
「OK!!」と余裕の返答をし電話を切る。
午前12時 眠気覚ましに突然コーヒーを余裕こきながら淹れはじめ、前日に作っておいたカレーをモリモリ食べる米B。
私はお腹を刺激したくないので、ご飯に「大人のふりかけ」をかけてその時に備える。陣痛は5分間隔。
午前12時過ぎ 痛みが突然強くなり、床で四つん這いになる私。
午前12時40分 4、5分間隔の陣痛が1時間続き、さすがに自分で電話をする余裕がもうなく、米Bにドクターに電話を入れてもらう。
そして病院へ行くことに!!!
午前12時50分 タクシー会社に電話をするもすぐにはタクシーがやってこない。
午前1時10分 2、3分間隔で陣痛がやってきて玄関でもがきまくる私。
「タクシーは一体いつ来るのおおおおおぉぉぉぉぉーーーー!!!メイたん、押しているんだけどおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」 お腹のメイたん、もうすでにグリグリ押してます。
米Bは両親学級で習ったとうり背中を優しくさすろうとするも、余計に痛く、「お願い!触らないで‼」としか言えない私。
そして、ここからはメイたんと私2人で歩まないといけないんだ、と覚悟を決めたのです。
午前1時15分 タクシー到着。ゆっくりゆっくり歩きながらエレベーターに乗るも、エレベーター内でも蹲り、痛みに耐えつつも、メイたんが出てこないように出てこないように必死に内腿と恥部に力を入れてホールドする。
午前1時20分 やっとの思いでタクシーに乗り込み、シブリーメモリアル病院へ!!!
午前1時半過ぎ 緊急に到着。ここで対応してくれたお婆ちゃん職員の動きがあんまりに遅くて
「どうしてそんなにチンタラチンタラ仕事するのおおおおおおぉぉぉぉぉぉーーー!!」と怒り狂う私。
「早く私を上(分娩室)にあげてちょうだいっっっっっっ!!!」と叫ぶ横で「初産??彼女には無痛分娩注射しなくちゃだね」と口を挟むおばさん。
「放っておいて!!私は自然分娩で行くの!!!こっちの人たちみたいに弱っちくないのよ!!!」と声を大にして言いそうになりました。
午前1時50分 やっとやっと分娩室に到着。着換えて、ベッドに横になり、点滴用の針を左腕にブスッとさされるも、看護師さん狙った場所を少し外してしまい血がタラタラ…ちょっと~~~~この期に及んで勘弁してぇ~~~!!
結局右腕にブスッとさされ、GBS感染防止点滴開始。←4時間は点滴しないといけない。
子宮口は7cm。こんなに痛いのに、尋常じゃない痛みなのに、もうこの世の終わりかと思うくらい、そして私死んじゃうんじゃないかと思うくらい痛いのに、まだ破水してくれない私の子宮。
1分とか30秒間隔でやってくる陣痛の痛みったら…日本語で「痛い~~~~ッ。もうイキみたいーーーッ」と叫びまくる私。
私の横で、私の呼吸を整えようと「ヒーヒーフー」と息を吹きかけてくる米B。
「ちょっとーーーー何してるのよぉぉぉぉぉおおおお(怒)。お酒臭いからヤメテーーーーッ!!!!」
(多分)
午前2時半過ぎ 「パーン!!」と破水。大音量(に私には聞こえた)とともに大量の水が放出。そして一番会いたかった大好きなドクターがやっと分娩室に入ってきて、ここで分娩体位を取ります。そして呼吸を整えてイキみ開始。
頭が半分出たところで、もうダメかも…って思いました。だってイキんでもイキんでも顎が出て来てくれないんだもの…涙。
午前2時46分 数回のイキみの後、破水後12分でツルンとメイたんが出てきました。
早速私の胸にやってきた我がジュニアと初対面をした時は感動しました。本当に感動しました。
メイたんが産まれてくるその瞬間を見るのはちょっと怖いよぉ(グロ~スだよぉ)と言っていた米B。
結局、オプションなどなく、正にその瞬間を見ることになったものの、大感動でした。
へその緒は米Bがカット。ドクター曰く、とても長くて綺麗なへその緒だとのこと。
そして、「いずみんみん、よく頑張ったわ。こんなスピード出産、病院での新記録だと思うわ。陣痛の時から本当によく対応し、上手にハンドルしたわね。
You are amazing!!」とのこと。
こうして2時間ほどの本陣痛で、まさにウルトラスピード出産だったのです。
無痛分娩するつもりはサラサラなかったけど、その注射を打ちこむ時間もないほどでした。
またGBS点滴も4時間は必要なのに、結局30分ほどになってしまいました。
でも破水後12分しかかからなかったので、GBSにメイたんが感染する可能性はかなり低いとのこと。
あぁ~人生で一番キツイ痛みだったけど、我がジュニアをこの腕で受け止めた瞬間、そしてそれを米Bが横から温かく抱きしめてくれた瞬間、言葉にできないほどの幸せを感じました。
米Bと私のところに来てくれて本当にどうもありがとう。
*ふげぇ~それにしても痛かった。鼻からスイカとかメロンとはよく言ったものだ。本当にその通りだわ*
うれしくて うれしくて 言葉にできない
♪by オフコース 言葉にできない♪
5月10日火曜日午前2時46分、無事ジュニアが誕生しました。
今まで生きてきた中で一番感動と喜びと幸せに、そして痛みに溢れた一夜でした。
前回ブログをアップしたのが、9日(月)の夜9時頃だったのですが、まさかその6時間後には我が子に対面できるとは思ってもいませんでした。
はい、ドクターもびっくりのスピード出産。
前回の内診で子宮口が3cm開いていて、ドクターからも予定日より早目に産まれてくるかもと言われていたのですが、実は5月9日の週は私の産休前の最終勤務週でもあり、9日(月)は米Bが絶対に外せない予定があり、13日(金)はグリーンカード更新のための指紋採取があり…と、グリーンカードはいいとしても、とにかく9日(月)の夕方までは最低お腹の中にいてちょうだいッ!!と祈っていたのです。
ちなみに予定日は、5月24日。
前置きが長くなりましたが、その日の記録です。
2011年5月9日(月)
午前11時半過ぎ 立ちながらのプレゼン中に陣痛(らしきもの?)が開始
午前12時半過ぎ 似たような痛みが再びやってくる
その後約一時間間隔で痛みがやってきて、動きを変えても痛みが変わらないので、陣痛と確信。
でも耐えられない痛みではなかったので、「あぁ、こりゃ予定日より早く、きっと2,3日後に対面だわ」と思ってました。
午後3時過ぎ 同僚たちがお腹を触って「きゃ~もうすぐだね。楽しみだねぇ~。」と喜んでくれる。
午後3時半過ぎ 昨年10月から競争率の高い試験を受けてきた米B。この日の朝からその最終試験があり、「その場で合格をもらったよ!!」と電話が入る。
この試験のために、前夜は2人で山のようなペーパーワークを言うことを聞かないプリンターと格闘しながらこなした甲斐がありました!!!
午後5時過ぎ See ya guys tomorrow!!!と職場を出る。米Bと落ちあい、彼の合格祝いをしよう!!とどこかレストランにでも入ろうとしたけど、陣痛がどうなるか分からなかったので、Whole Foods Marketで初めてステーキ肉を買って、米国に来て初めてステーキ作りました!!そして大切な日のためにと取っておいた赤ワインを開けた米B。←これが数時間後に私をイラつかせるとは思いもしなかった米B。
午後7時過ぎ 痛みが約30分間隔になる
午後9時 ブログをアップ
午後9時半 シャワー
午後10時過ぎ 痛みが突然15分間隔になる
午後10時半過ぎ 痛みが10分間隔になる
午後11時過ぎ 痛みが8分間隔から6分間隔になる
午後11時半 赤ワイン1本を開けて鼾をかいて寝ている米Bを激しく揺らしながら起こし、
「ねぇねぇ、陣痛来た来た。ドクターに電話入れるから、いつでも病院に行ける準備をしてちょうだい」と言うものの、「w,w,w,what......? I am sleepy.....zzzzzzzz i do not know what to do.......zzzzzz」
私は心の中で「この野郎ッ…こんな時にぃ…しっかりせい!!!」って思いましたよ。
午後11時半 ドクターズオフィスに電話
午後11時半過ぎ 担当ドクターから電話が入り、「大丈夫?まだ耐えられる?5分間隔が1時間続いたらまた電話ちょうだい。私、今夜は夜勤で病院にいるからね」
「OK!!」と余裕の返答をし電話を切る。
午前12時 眠気覚ましに突然コーヒーを余裕こきながら淹れはじめ、前日に作っておいたカレーをモリモリ食べる米B。
私はお腹を刺激したくないので、ご飯に「大人のふりかけ」をかけてその時に備える。陣痛は5分間隔。
午前12時過ぎ 痛みが突然強くなり、床で四つん這いになる私。
午前12時40分 4、5分間隔の陣痛が1時間続き、さすがに自分で電話をする余裕がもうなく、米Bにドクターに電話を入れてもらう。
そして病院へ行くことに!!!
午前12時50分 タクシー会社に電話をするもすぐにはタクシーがやってこない。
午前1時10分 2、3分間隔で陣痛がやってきて玄関でもがきまくる私。
「タクシーは一体いつ来るのおおおおおぉぉぉぉぉーーーー!!!メイたん、押しているんだけどおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」 お腹のメイたん、もうすでにグリグリ押してます。
米Bは両親学級で習ったとうり背中を優しくさすろうとするも、余計に痛く、「お願い!触らないで‼」としか言えない私。
そして、ここからはメイたんと私2人で歩まないといけないんだ、と覚悟を決めたのです。
午前1時15分 タクシー到着。ゆっくりゆっくり歩きながらエレベーターに乗るも、エレベーター内でも蹲り、痛みに耐えつつも、メイたんが出てこないように出てこないように必死に内腿と恥部に力を入れてホールドする。
午前1時20分 やっとの思いでタクシーに乗り込み、シブリーメモリアル病院へ!!!
午前1時半過ぎ 緊急に到着。ここで対応してくれたお婆ちゃん職員の動きがあんまりに遅くて
「どうしてそんなにチンタラチンタラ仕事するのおおおおおおぉぉぉぉぉぉーーー!!」と怒り狂う私。
「早く私を上(分娩室)にあげてちょうだいっっっっっっ!!!」と叫ぶ横で「初産??彼女には無痛分娩注射しなくちゃだね」と口を挟むおばさん。
「放っておいて!!私は自然分娩で行くの!!!こっちの人たちみたいに弱っちくないのよ!!!」と声を大にして言いそうになりました。
午前1時50分 やっとやっと分娩室に到着。着換えて、ベッドに横になり、点滴用の針を左腕にブスッとさされるも、看護師さん狙った場所を少し外してしまい血がタラタラ…ちょっと~~~~この期に及んで勘弁してぇ~~~!!
結局右腕にブスッとさされ、GBS感染防止点滴開始。←4時間は点滴しないといけない。
子宮口は7cm。こんなに痛いのに、尋常じゃない痛みなのに、もうこの世の終わりかと思うくらい、そして私死んじゃうんじゃないかと思うくらい痛いのに、まだ破水してくれない私の子宮。
1分とか30秒間隔でやってくる陣痛の痛みったら…日本語で「痛い~~~~ッ。もうイキみたいーーーッ」と叫びまくる私。
私の横で、私の呼吸を整えようと「ヒーヒーフー」と息を吹きかけてくる米B。
「ちょっとーーーー何してるのよぉぉぉぉぉおおおお(怒)。お酒臭いからヤメテーーーーッ!!!!」
(多分)
午前2時半過ぎ 「パーン!!」と破水。大音量(に私には聞こえた)とともに大量の水が放出。そして一番会いたかった大好きなドクターがやっと分娩室に入ってきて、ここで分娩体位を取ります。そして呼吸を整えてイキみ開始。
頭が半分出たところで、もうダメかも…って思いました。だってイキんでもイキんでも顎が出て来てくれないんだもの…涙。
午前2時46分 数回のイキみの後、破水後12分でツルンとメイたんが出てきました。
早速私の胸にやってきた我がジュニアと初対面をした時は感動しました。本当に感動しました。
メイたんが産まれてくるその瞬間を見るのはちょっと怖いよぉ(グロ~スだよぉ)と言っていた米B。
結局、オプションなどなく、正にその瞬間を見ることになったものの、大感動でした。
へその緒は米Bがカット。ドクター曰く、とても長くて綺麗なへその緒だとのこと。
そして、「いずみんみん、よく頑張ったわ。こんなスピード出産、病院での新記録だと思うわ。陣痛の時から本当によく対応し、上手にハンドルしたわね。
You are amazing!!」とのこと。
こうして2時間ほどの本陣痛で、まさにウルトラスピード出産だったのです。
無痛分娩するつもりはサラサラなかったけど、その注射を打ちこむ時間もないほどでした。
またGBS点滴も4時間は必要なのに、結局30分ほどになってしまいました。
でも破水後12分しかかからなかったので、GBSにメイたんが感染する可能性はかなり低いとのこと。
あぁ~人生で一番キツイ痛みだったけど、我がジュニアをこの腕で受け止めた瞬間、そしてそれを米Bが横から温かく抱きしめてくれた瞬間、言葉にできないほどの幸せを感じました。
米Bと私のところに来てくれて本当にどうもありがとう。
*ふげぇ~それにしても痛かった。鼻からスイカとかメロンとはよく言ったものだ。本当にその通りだわ*